2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

素人が武満徹作曲賞本選作品を審査する。(=^ェ^=)v

*1 というわけでオペラシティに行ってきました。先日の日曜のことです。僕は音楽関係者に知り合いなどおらず、部外者もいいとこなので、一人お気楽・無責任に聴けました。=^◇^= kerakera ただ聴くだけでは面白くないので、採点して順位をつけることにしまし…

ちょっとパーセルを

*1 現代音楽について書くと疲れてしまう。 というより、聴くだけなら気楽なんだ。それは、ブルースでもジャズでもロックでも同じだし、中世・ルネサンス音楽だろうが、バロック音楽だろうが同じはずだ。書くと疲れる。それに、出してるはずなのに溜まる。ま…

組み立てられた日常:リュク・フェラーリ

*1 1988年に作られた『小さな断片または36行のコレクション/ピアノとテープレコーダーのための』は、終曲を除き、数秒から1分数10秒の部品が集積した、音の日常的なドラマです。ただし、変調され、変形されたいくつもの音が並行して生起するドラマです。そ…

シャリーノ、ブッソッティ入りの変なCD

*1 今回は、ARTSというレーベルから出た4人の作曲家による現代音楽CDにします。 入っているのが、シャリーノ、ブッソッティ、ベリオ、クセナキス。 どういう組み合わせなんでしょうか?クセナキスはどんなアンソロジーに入れても多分浮くので、代わりにイタ…

癒しのジョー・パス

*1 ジョー・パスのディスクが いつの間にか増えていました。そのうち少なくとも1枚は古いLPです。私は実家を含めて3カ所にCDを置いてるので、正確な枚数は数えてないのですが、10枚程度はあるでしょう。熱烈なファンではないけれど、買ったディスクにハズ…

過激な『家庭音楽鑑賞』

*1 昔々のその昔、『家庭音楽鑑賞』というNHK-FM番組がありました。 いつから始まっていつ終わったのか知りませんが、1970年代を通して放送していたのではないかと思います。朝の9 時からの番組だったので、さほど聴く機会はなかったのですが、『家庭音楽鑑…

機械仕掛けのピアニストのために:コンロン・ナンカロウ

*1 #1 妙にゴロの良い、軽妙な響きの名前を持つこの作曲家のことを、僕は長いこと生粋のアメリカ人だと思い込んでいた。アメリカに時々発生する、他人や外界のことなど全く気にせず、世間と隔絶して自己の世界を構築し続ける、そうした隠棲芸術家の一人だと…

黎明期の電子音楽 〜未来への追憶〜

*1 タワーレコードのポイントが貯まってきて、 期限も近づいてきたのでディスクと交換することにしました。連休に入ったのでまとめて聴くには良い機会です。歯医者の帰りだったのであまり考えたくなく、現代音楽コーナーに絞り、どうせタダみたいなもんだか…